アダルトチルドレンの探しものは本の中

毒親育ちが毒抜きについて書くブログ 

インナーマザーとの闘い 己を愛する勇気

「本当のことはしゃべってはいけない」という呪いが

私の中にどうやらあるらしい…ということまでは理解してる。

 

その呪いは、私の中にいる「インナーマザー」のせい。

 

今日は、そのことが書かれている内容をちょうど読んだところでした。

 

斎藤学

『インナーマザー あなたを責めつづける心の中の「お母さん」』

 

かなり前にも一度、この本を読んだが、

また少しずつ少しずつ読んでいる。

斎藤学さんの本は、どの本も一気には読めない。

休み休み、自分を知るために読む「お薬」のような本。笑

 

 

私が小学校1年生の時、

母親からの言葉の暴力に耐えきれず、

その傷ついた気持ちを日記に書いたことがあった。

そしたら、その日記は見つかってしまい、

そんなことを日記に書くなんて、

どういうつもりなんだ!

何を考えているんだ!

お前は馬鹿か!頭がおかしいのか!

と、言葉の暴力は何時間も続いて、

私は何も感じられなくなった。

子どもの頃の私の記憶にはいつもリアリティがない。

 

 

この斎藤学著の『インナマザー』の中にも

私と同じようにショックな出来事を

日記に書いて怒られた人の話が書いてあた。

 

↓ 抜粋 ↓

 

彼女が、日記にだけ聞いてもらっていた気持ちさえ、

もうどこにも持って行き場がなくなってしまったのです。

大人になった彼女は今でも、

自分の体験したことや、

そのとき感じた感情を、

人に対して表現することに

「罪悪感」を持っています。

 

「しゃべってはいけない」

という「母親の検閲」が、

今でも心の中で彼女にストップをかけるのです。

 

誰かと友人になっても、

いつもまがいもののコミュニケーションを

しているような気分しか持てなくなるのです。

 

↑ 抜粋 ↑

 

 

 

自分のことを話せない

本当のことを話せない

これは呪い。

魔女の魔法のような。

それでも、この呪いが幼い頃の自分を生き延びさせてもきたんだろう。

 

だけど、今は私を生かさない。

私を生かさないで、殺してる。

幼い頃も、そうやって自分の一部を殺してきた。

物質的な私を生き延びさせるため?

それならこれからは、生き返らせるってことになるの。か。

この「誰にもしゃべってはいけない」という呪いが、

私が前に進もうとするのを邪魔している。

だから、神様、どうかこの呪いを解いてほしい。

 

生きるのが苦しい。

生きづらい。

人が苦手。

自分に自信が持てない。

自分が嫌い。

他人から自分が受け入れてもらえている気がしない。

せっかくいい関係になったように思えても、

相手の望んでいることを自動で探っては自分を殺して

相手に合わせてしまう癖は抜けることはない。

だから、どうせいい子じゃないといけないんでしょ?と

内心どこか冷めていて、楽しめない。

 

私だって幸せになりたい。

なんてことなく、当たり前のようにみんなが健全に捉えられる世界を

どうして私は掴めないんだろう…

 

 

こんな気持ちになる日もあっていいよね…