アダルトチルドレンの探しものは本の中

毒親育ちが毒抜きについて書くブログ 

母親の影 カウンセラーの言葉に問う

少し前にコロナに感染した。

コロナに感染するのは2回目なので、慣れた感じ笑

だけど、今回は長引いて、メンタル不調でした。

 

私は生きづらさに苦しんでいるのに、人に頼るのが苦手。

だから、カウンセリングは受けてはこなかった。

 

でも、1年くらい前に受けてみたいと思うプログラムがあって、

2ヶ月くらいの間で、7〜8回カウンセリングを受けた。

結局、進まない感じがしたので、途中でやめてしまった。

 

コロナ感染でメンタル不調のせいか、

そのカウンセラーさんの言っていたセリフが

急に頭に大きく占めてきた。

 

「あなたは、未だにお母さんのソリに乗ったままでいて、

そのソリの中で、うまくコントロールできてはいて、うまくやっているって感じ」

 

と言われた。

 

自分は、母親とは違っているし、家を出てもう何年も経っている。

結婚して、母親にもなった。

中高生の時から、◯にたいと思うようになって、

18歳で家を出て、自分の感性が少しずつ戻ったら、

私は母親から苦しめられてきたと知った。

 

私が幼い頃は口を開けば、私の批判ばかりをして八つ当たりの的にしていた母親。

小学校高学年頃からは、母親のカウンセラーにさせられていた。

母親の話を聞くのはうんざりだった。

母親の話を聞くのが苦しかった。

母親と会話するのが苦痛だった。

 

話の内容は、ほとんどが夫(私の父親)の悪口か、誰かの悪口。

彼女と話していても楽しくない。

なのに、私は母親とうまく境界線を引くことができなかった。

母親はいつでも私の中に侵入していたのだと今になると思う。

だから勉強して、家から遠くの大学に入ろうと思った。

 

私は母親から離れるために努力した。

だけど、じゃあ、何がやりたいの?

というと、それがなかったし、今もないのかもしれない。

自分が何がやりたいかもわからないままでいるということが

母親に私を乗っ取られたままだ、ということを意味している?

今までの私の人生は、自分を生きてない?

時間潰しのような人生だったのか?

母親から逃げるためだけの人生?

 

大人になって、結婚や子育てがあったこともあり、

母親ともそれなりに付き合ってはきた。

だが、半年前くらいから、母親と完全にうまくいかなくなった。

いや、うまくいっていた時など、ひと時もなかった。

私がただ我慢してうまくいかせてただけだ。

本当に、この我慢は意味があるのか?という気がしてきて、

私は自分を押さえつけることを手放してしまって、崩壊。

いつも、何かを優先すれば、何かが潰れてしまう。

どこかは、潰さなければいけないの?

それじゃあ、私が子供の頃、あの家族の中で潰されていたことと同じになる。

 

私は母親が好きではない。

なのに、母親から自由になれてないとはどういうことか?

未だ、母親のソリに乗っているというのは、どういうことか?

そんなバカな。

 

私は母親から侵食されていたのだとしても、

あんな性格の悪い人のソリには乗っていたくない。

あの人は性格が悪すぎる。

 

最近…

鬼滅の刃」というアニメの「刀鍛冶の里編」を見た時、母親を連想した。

そこに登場した「半天狗」という鬼。

それがまるで自分の母親のように見えた。

 

鬼滅の刃』刀鍛冶の里編は、第12巻から第15巻

 

反天狗という鬼は、嘘つきで、

「自分の都合のいいようい事実や解釈を捻じ曲げる歪んだ思考の持ち主」

「あまりに弱そうでつい同情してしまいがちですが、

その正体は外道な本性を嘘で覆い隠した卑怯者」

と説明されている。

 

 

母親も、実態は鬼みたいなものだと思った。

他人を食い物にしているのだから。

自分より下だと思う人を相手にすれば、

威張ったり、上からモノを言ったり、欠点を見つけては、周りの人に言い広げ、

自分の攻撃の的にして、仲間外れにする。

もしくは、愚痴の聞き役にして、自分に同情させて、エネルギーを吸いとろうとする。

「強きを助け、弱きをくじく」である。

 

だけど、逆らえない相手や、強い相手には、

いないところでは、ボロカス悪口は言いまくるが、

絶対に逆らわないどころか、しっかり同調し、お世辞を言いまくる。

気持ちの悪い、やりすぎプレゼントをする。

この人は自分の上だ、と思うと与えまくる。

 

私も、何かの部分で他人に与えすぎる傾向はある。

でも、与える理由は、自分より上とか下とかは関係ないけどね。

それもカウンセラーさんのいう「母親のソリ」ということなのだろうか?

 

 

そのカウンセラーさんが、正しいか?と言われると、そうとは限らない。

だって私に、もうカウンセリングを受けたくないと思わせてしまっているのだから。

上手ではないのかも?

そもそも人間なのだし。完璧はないし。

だから、カウンセラーさんの言っていることが正しいのかっていう保証はない。

もしかすると、見当違いのことを言っていただけなのかもしれない。

 

けど、メンタル不調の今の私の心には引っかかってる。

わかりそうで、わからない…

 

だからこうして書く!

書いて毒抜きしたら、わかる!

きっと、そんな日が来る!笑